先日、僕が時計をばらして喜ぶ人だと知っている知人が「壊れちゃったので、良かったら遊んでください」と言って写真の時計をくれました。光発電+電波を拾って時刻合わせをしてくれる通称「エコ電波」
タイプとしては古いもので、電波の受信感度もあまりよくないものです。時計自体、人の汗の塩分が浮いたような状態だったので、くれた本人は「汗の水分が入っちゃったのかもしれません」と言ってました。
とりあえず、バラス前に状態を確認しようと取扱説明書をメーカーのサイトで確認してみると…なかなか難しいことが書いてあります。ひとまず、充電をと蛍光灯の真下に置いて小一時間。ボタンを押したり長押ししたりリューズをまわすとなんとなく動く時があります。もしやと思い、取説で確認。オールリセットのやり方は…AボタンとBボタンを同時に押しながらアレしてコレして基準位置を確認して違っていたらまたまたソレしてどうして?って感じで、リセットをかけます。
なんとなく動き出したので今度は時刻合わせですが、折角の電波時計、強制受信で合わせようとしましたが…これまた受信感度の低さゆえ…2日ほど持ち歩いて試してみても、受信感度計がHをさしてもしばらくするとLに戻り…受信系がいかれているのかな?と思える状態。
そういえばと、電波時計とそのための増幅器がある場所を思い出したので、そこに行って再度強制受信…10分ほど掛かりましたが、正確な時を刻み始めました(^-^)
それにしても…完全に放電してしまった「エコ電波」時計。
いざ使おうと思っても、復旧がコレだけ複雑だと…壊れてるって判断も仕方がないのかな?って気がします。。
※ちなみに最近のエコ電波時計は、省電モードの性能が向上しているので数年間タンスの中にあっても完全に放電することはなく、なんとなく復旧可能なようですが。。
P.S.壊れてなかったよ〜と知人のところに持っていったら「折角直してくれたので差し上げます」と、またまた時計を貰っちゃいました。直ってしまったクウォーツはバラス楽しみはないのですが…ありがたく頂いておきます。後学のために(^-^)b